[#SmartGrid #スマートグリッド] 米国政府がスマートグリッド普及の足かせになっている? という指摘=>「スマートグリッドライト」の発想が登場

これはしばらく前から話題になっていたが、最近になって記事が多く登場したので纏めてみた。

元はNanoMarketsと呼ばれる業界紙が1/27にレポートを発行し、スマートグリッドの規格化を積極的に行っている、とされているNIST(National Institute of Standards and Technology)そのものがスマートグリッドの普及を遅らせている、という指摘をしている。 

Nanomarketのレポートの目次と概要はここ

業界一般では、NISTが行っているスマートグリッド関連の標準化活動のスピードは、政府が去年市場に行った多額の助成金の投入時期に間に合うように、急ピッチで行われた、と理解されていて、その成果がある程度評価されている、という考え方が通っている。  ちなみに、NISTのドラフトは去年(2009年)の9月に公開され、今月その最終版が発行されている。 

しかし、現実的にはこの最終版と呼ばれているレポートはスマートグリッドの全体アーキテクチャを定義しており、各セグメントでの細かい標準、規格については今後規定する事となっている。  政府から市場に投入されている$4Bに呼ぶ助成金はこの規格の制定がはっきりしないと降りない仕掛けになっている、という懸念もある。

このレポートはさらに、スマートグリッドのビジネスは、政府の指導が強く影響する、と述べており、政府の戦略如何によってどこにお金が動いて、誰が儲かるのかが決まる、としている。
NanoMarkets believes that Smart Grids currently represents a major opportunity for a wide variety of businesses ranging from transmission equipment firms, through manufacturers of communications and metering equipment, down to firms that make advanced materials. However, like all major infrastructure projects, the new business revenues that are likely to flow from the deployment of Smart Grids will depend heavily on government policy. 

その一つの表れとして、スマートグリッドのカバーする広い技術分野の中で、特に政府の規格統制が利いていたり、立法で制定されるエリアをカバーする技術が最もビジネスとして伸びる、と予測している。  具体的には、エネルギー貯蔵、電力負荷の制御、電力分散制御、電力監視、等。  また、規格化が進んでいて、変更の可能性が低いエリアも今後伸びるとしている。 その一例が、サブステーションの自動化の技術。 
Smart Grid business opportunities involving new technologies are most likely to emerge in areas that have been favored by regulators and legislators.  These include energy storage, load control, distributed generation, enhanced power monitoring, and direct system state sensors. There are also immediate opportunities for firms active in areas — such as substation automation — where standards are mature and unlikely to change.    

このような状況の中、本格的なスマートグリッドの時代の到来はまだまだ当面先の話であるだろう、という考え方の中から、”スマートグリッドライト”、という発想が生まれてくる。 要は、一方向電力供給、一方向通信、非常にシンプルな家庭内ネットワーク、等、既存技術の応用と、政府に依存しない技術分野で実現できるスマートグリッドの環境である。  このスマートグリッドライト環境で如何にビジネスを立ち上げるか、が当面の課題になるのかもしれない。
Meanwhile, many utilities are expected to choose “Smart Grid Lite,” waiting to see how the politics and economics unfold before actively promoting user-side activities.

Posted via email from Ippei’s @CloudNewsCenter info database

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s


%d bloggers like this: