来年、Fordが自社のFocusラインアップに電気自動車(EV)を加え出荷を開始すると同時に、Microsoft社のHohmソフトウェアの購入も合わせて提供し、家庭内でのEVの充電を最適化できるようなサービスを開始する、というニュースがNew York International Auto Showで発表された。
Microsoft社は既にHohmのサービスを家庭向けに開始しており、これにEVを加える、というエンハンスになる。 同社によると、今後2年間で42%のコンシューマがEVもしくはハイブリッドを購入する、と予測している。 EVが家庭内でもっとも電力消費の激しいコンポーネントになる、という懸念から、早い段階からの効率よい充電インフラを導入する必要がある、と指摘している。
この発表と同時に、HohmアプリケーションのWindows Phone 7Series版のスクリーンショットを紹介している。
“Without Hohm, there would be a proverbial traffic jam on the grid,“ Microsoft‘s Troy Batterberry said this morning at NYIAS.
Hohm無しでは、グリッド上の交通渋滞が起きてしまう、というMicrosoft社のTroy Batterberry氏の発言が興味深い。
日産自動車もGMも同様なEV充電向けの自動化、最適化ソフトウェアが開発中であり、この辺の市場での競争も注目する必要がある。
Hohmは既に家庭向けにサービスを開始しており、家庭内の電力消費の最適化を提案するための様々な事例紹介や、実際に家庭にスマートメータが実装されている場合は(MS社はLandis+Gyr社、Itron社とパートナーシップを組んでいる)、そのスマートメータとの間の通信も行うことが可能。
Ford Focusの関連写真は次のURL
Microsoft社の発表は下記のURL
http://www.microsoft.com/Presspass/press/2010/mar10/03-31MSFordPR.mspx
また、MSDNでは非常にわかりやすい絵で説明されている。
他の記事は下記の通り
Ford, Microsoft, Unveil "Smart Grid" Software – Michigan Radio
Ford, Microsoft, Unveil "Smart Grid" Software |
Google News keyword: smart grid / Wed, 31 Mar 2010 21:53:44 GMT
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