[#SmartGrid #スマートグリッド] General Electric社によると、スマートグリッドは快く受け入れられている、という調査結果

ge msart grid survey image

Image via GreenMonk

北米でのスマートグリッド、日本の市場と同様に、主要ベンダーが活発に動いている反面、コンシューマ市場における認知度が極端に低い、というのが一般的に捉えられている印象である。PG&E社の抱えている訴訟問題、セキュリティに対する懸念に対する明確な答えがでていない現状、プライバシー問題も健在化している状況、等、ネガティブなイメージがかなり多い中、GEがコンシューマに対してアンケートを行ない、”US Consumer Impressions of the Smart Grid”という名前の報告書として公開した。

このドキュメントによると、非常にポジティブがイメージを打ち出そうとしている印象が強い。
サーベイの結果によると、スマートグリッドが何であるかを知っているコンシューマを対象に行ったところ、96%はスマートグリッドに対して肯定的なイメージをもっており、80%は大きな問題は期待を持っている、という結果がでている。74%はスマートグリッドが提供する情報でより良いエネルギーの使用方法を実現出来る、と期待しており、63%はエネルギー市場における雇用の増加につながる、と期待している。

GEが行っているこういった活動は、北米のユーティリティ事業社が本来なら積極的に推進すべきコンシューマに対する教育と啓蒙活動が少ないが為にそれを支援するものとして位置付けている、と考えられる。

GEによると、一つのキーポイントとしては、昼間のピーク時の電力生産コストと夜間の安い電力生産コストの大きな違いをコンシューマにちゃんと教えるべきである、と述べている。その為にも、スマートグリッドの導入によって可能になる、コンシューマに対するリアルタイムの電力料金の開示を行う必要がある、としている。

この情報の開示をして初めて、コンシューマの意識改革が起きるし、安い時間帯に電力消費を移そう、という動きにつながる、という訳である。今は、電力会社の多くはこの電力料金情報を企業内の機密情報として扱っているケースが多く、顧客からの信頼を失う要因になってしまう恐れがある、と指摘している。

スマートグリッドを成功させるための3つの重要なキーワードがある、とGEのVint Cerf氏は述べている。
1) Distributed(情報は分散させる)
2) Voluntary(コンシューマが任意に協力してくれる環境づくり)
3) Collaborative(全員が協力し合う環境づくり)

Bakersfield市の様に、コンシューマの協力を強要するようなアプローチは成功しない、という事を指摘している。コンシューマが率先して参画するようなスマートグリッドネットワーク作り、というものを考える必要がある。

GEの考え方は、コンシューマの協力を得るには、まずスマートグリッドがどのように機能するのかを明確にしつつ理解してもらうことから始まる、としており、現在北米が抱えているエネルギー関連の問題を解決出来る可能性を秘めている、という事を理解してもらう事が成功の鍵である、と述べている。

インターネットが最初に市場に登場し、世界中に広がったのと同じ理屈である。
ユーザサイドのメリットが見えさえすれば、ごく自然と普及率は上がっていく、という事である。

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