[#SmartGrid #スマートグリッド] 家電品をWifiでスマート化出来るチップの登場: ZigBeeが主流の中、実績のあるプロトコルで対抗


GainSpan社という会社、ホームエネルギー管理の市場での膨大な量の家電製品の無線ネットワーク通信のニーズに目をつけ、アフターマーケット製品としてWiFi機能を実装できるための専用のチップを開発し、発表を行った。

製品名は、All-In-One GS1011M WiFi Moduleと呼ばれ、WiFi通信プロトコルのサポートに加え、セキュリティ、WPS、プロビジョニング機能、等の機能を全てワンチップ化し、実装を非常に簡単にできるように設計してある。

家庭内の家電品を接続する無線ネットワークの標準づくりはZigBeeをはじめ、複数の無線ネットワークプロトコル仕様との戦いになる。アメリカ政府も標準化には非常に力を入れており、NISTを中心とした活動が活発に動いている。

GainSpan社のCEO、Greg Winner氏によると、ZigBeeの問題は、各社の実装に互換性が欠けている、という点であり、WiFiはその点、既に業界で広く標準しようとして採用されている上に、互換性が証明されている、という事を主張している。

Winner氏は、スマートメータがホームエリアネットワーク(HAN)に対するゲートウェイ機能になる、という一部の予測に対して、強く否定する人間の一人である、と述べている。家の外のの、それもだれも触らない壁の片隅や、ビルの地下室に設置された謎のメータ装置が、家庭内の全ての家電品とネットワークでつなげ、さらにその制御をする、という発想は全くもって非現実的である、と主張している。

家電品メーカの中には既にGainSpan社のチップに興味を示している企業もでてきているが、今のところ、まだ標準化の動きを横目で見ながら様子見をしている、という状況である、と言える。また、他社製のチップを内蔵した家電品の製品保証、メンテナンス責任、等の問題も出て来る。  家電品メーカにチップに内蔵されたファームウェアと、インターネットアプリケーションとの間の障害に対するトラブルシュートを期待するのはおそらく難しいのではないか、と察する。  

また、市場自体が、いつになったらホームエネルギー管理のニーズに目覚め、HANの本格的な導入、節電に向けて家電品を全てネットワーク化する時代が来るのか、まだよく見えていないのが現状。  

いかんせん、B2Cの世界故、火がつけば早いが、そこに行き着くまでの道のりは非常に長く、慎重に行う必要がある。  iPhoneやiPadを軸としたソリューションがいくつ家の出始めているが、その線からのソリューションが展開がまずは一番現実的で、効果が見えやすいのではないか、と予測している評論家もいる。

しかし、家庭内の家電品のみならず、自動車、IT機器も全てこのチップでWiFi接続したら、スマートグリッドという枠だけでは無く、もっと広い範囲のアプリケーションの可能性があるような気がする一方、セキュリティをよっぽど強化しておかない事には、とんでも無い事件が発生する要因にもなりうる、という事も考えられる。  

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